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いわゆるブログ業界のトレンドとは一線を画しながら、その独自のサービス方針やコミュニティとしての快適さ、居心地の良さによって大勢の日記作者達から支持され、さらに書籍化のサービスでもユニークな提案を次々と投げかけている「きゅるる」。管理人の酒井さん(ロマンテックイノベーション社長)は、日記を通じて利用者同士が繋がり合う日記コミュニティというコンセプトで1年前「きゅるる」を立ち上げ、そしてその「きゅるる」で投稿された日記を書籍化する「きゅるる文庫」を今年の2月からスタートされました。 「book it!」をご利用いただいているコミュニティの中でも特別ユニークな書籍化サービスとして、「きゅるる文庫」からは「アンソロジー」「ブックストア」「年間購読」など、どんどん新しい提案が投げかけられています。そのアイデアの核になっている酒井さんのコミュニティ観をメールインタビューという形で取材させていただきました。
きゅるる文庫誕生秘話 ー書籍化サービスの「book it!」を使ってみようと思ったキッカケは何ですか?
「きゅるる」は、レンタル日記ではなくその本質はコミュニティ・サイトです。 なので、きゅるるでは、お子さまの成長やペットの日々の成長、毎日のなにげない出来事など書いておられる方がほとんどなのですが、自分自身の文章とそれに加えて、ネットコミュニティとして他の方との様々な共感のつまった奥深いものになるので、これまでの「書籍」という概念を大きく飛び越えられると考えています。 また、お子さまの成長日記などはお子さまが成長されたときに見せて差し上げて欲しいと考えています。
キーワードは「棺おけまで持っていく本」 ー「book it!」の商品、サービスについて、ご感想をお聞かせいただけますか? もともとの開発の経緯から、紙ということを問わず出力に関連する様々なパートナーを探していたのですが、やっぱり書籍や出版というとアンシャン・レジューム(旧体制)の世界で、小ロットというのがどうしてもボトルネックになっていました。 ー「book it!」でぜひ挑戦してみたいことをお聞かせいただけますか? 小学校や中学校の「文集」っていつまでも捨てられないじゃないですか。なんだか自分の一部のような気がして。
ぼくもいまだに持っているんですが、引越しのときなどなにかきっかけがあるとついつい引越しの片付けそっちのけで読みふけってしまいます。 現在、きゅるるはウェブのみならず、オフラインでの活動が活発化していく方向にあるので、その際の思い出や感動を閉じ込めたメディアとしてウェブ上はもちろん、「本」という形に残る保存方法としても演出していきたいと考えています。 本というと発行部数など量の話にすぐなりますが量はまったく気にしてないです。 ー「book it!」をご利用いただくことで、「きゅるる」に何か変化はありましたでしょうか? ぼく自身も例外ではないのですが、日記というと長く継続していくのはなかなか難しいものです。 あるいは、 ー「きゅるる文庫」ご利用の方々からの反応、コメントなどで、印象的な言葉がありましたらぜひお教え下さい。 そうですね、それはぼくが着色するより、直接見て頂いた方がいいですね。 ー「book it!」に期待すること、実現性無視でも結構ですのでお寄せ下さい。 今後は更なる、クオリティの向上とコストダウンをユーザーのみなさまとともに期待してます(笑)。それでは、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
(2004年7月16日 メールインタビューにより取材)
酒井さんのオフィスは京都にありますので、今回はメールでインタビューさせていただきました。ただ、どうしてもオフィシャルコメント的になりがちなメール取材であるにもかかわらず、酒井さんのコミュニティ運営に対する熱情がにじみ出る内容になったと思います。どうしてもユーザー数やトランザクション量など定量的な尺度で語られがちなウェブコミュニティですが、酒井さんのコミュニティ観はそういった杓子定規に捕われない、もっと温もりと共感のある血の通ったモノでした。 「きゅるる文庫」に興味をお持ちになった方は、ぜひ「きゅるる」に登録して、自分だけの本を創ってみて下さい。「きゅるる文庫」の商品紹介は、こちらです。
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